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コラム |


タイトル |
体に鍼をしたりもぐさで熱するとなぜ治療になるのでしょう? |
痛みやコリに鍼灸がなぜ有効なのでしょうか。一例を挙げてみます。
坐骨神経痛という病気があります。腰から臀部、そして下肢にかけて痛みや痺れの来る やっかいな病気です。さて、この坐骨神経痛にかかっている人の痛い方の足や腰の皮膚や 筋肉の温度を測ってみると、痛くない側よりも平均一度ほど下がっていることが 証明されています。そして、鍼灸の治療を行うと約20分後には血行循環が旺盛となり、 はっきりと血液量の増加が認められています。
このような治療効果の仕組みは、肩こりについてもまったく同じように説明することが 出来るわけですが、ただ、肩こりを起こしている場合には、その原因が大変に 複雑であることが少なくありません。
目や鼻に病気があったり、内臓が悪かったり、血圧が高すぎたり、逆に低すぎたり、 または体質的に「肩」がこりやすかったりと、原因が認められる場合には同時に 原因となっている病気も治療せねばなりません。
鍼灸治療はこのようにして単に痛みやこりの症状を治すだけでなく、同時に 原因疾患も注目して前進的な健康づくりを目指すところに特徴があるのです。
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